2022年度 夏期の諸活動に向けて

日本連盟総コミッショナーより、安全な夏の活動に向けて、留意事項が発出されました。

ぜひご一読いただき、愉快なプログラムを展開していただきますことをお願いします。

【以下総コミッショナーメッセージ】

平素は、各地におけるスカウト運動振興のため、日々ご尽力いただき厚くお礼申し上げます。 
さて、貴連盟および所属各地区・団・隊においては、18NSJをはじめ夏季に向けた諸活動の準備が進められていることと存じます。
今年度も、スカウト活動のより一層の安全への注意喚起を図るため、下記並びに添付の通り留意いただきたい事項を通知いたしますので、指導者各位にご周知いただき、スカウト教育の好機である夏季諸活動において、より安全で活動的なプログラムが展開できるようご指導、ご支援をお願い申しあげます。

              記

1.安全計画の立案及び関係指導者、保護者への徹底
2.安全計画に則った安全教育、安全対策、安全管理の実施展開
3.スカウトのプログラムに対応する技量の把握及び確実な基礎技能訓練(事前)の実施
4.危機管理体制の構築(事故発生時等の緊急搬送の体制、通信連絡の体制など)
5.新型コロナウイルス感染症に対する対策

「野外活動のための安心・安全講座」合本 活用のお願い

梅雨も早々に明け、現在、各部門の夏の活動に向けて、忙しくご準備されていることと存じます。特にこの夏は、18NSJ開催に加え、昨年思うような活動ができなかったこともあり、どの部門においても、活発な活動になると予想されます。

 現在、日本連盟のホームページには、「『野外活動のための安心・安全講座』合本」が公開されております。この資料は、「スカウティング」誌に掲載している「野外活動のための安心・安全講座」の記事を集約したものです。野外活動に携わる多くの指導者は子どもたちの成長を願い、冒険的なプログラムを提供しようとします。しかし、そのプログラムも「安心で安全」であることが大前提です。本資料は、その時々のトピックな話題に関連付けて、スカウトを含む子ども達に「安心」と「安全」を届けるために必要と思われる内容を記事にしています。ぜひご一読いただき、各種研修・会議の資料や活動計画書、安全計画書を作成する際の資料として活用していただければ幸いです。

【資料が公開されているサイトのアドレス】https://www.scout.or.jp/member/safety2021/

福岡南地区ラウンドテーブル報告

〜Scouts for SDGs〜

参加者とコミッショナーで 2 個班を編成し、想定と課題に基づく BS 隊の隊集会を模してプログラムを展開しました。SDGsを取り入れたスカウト活動について日本連盟のHPで公開されている「アクションガイド」をもとに行いました。

【アクションガイド】https://www.scout.or.jp/member/wp/wp-content/uploads/2019/09/sdgs-action-guide.pdf

新型コロナウイルス感染症拡大防止を踏まえたマスク着用についての暫定的指針【7/7更新】

福岡県では令和4年7月6日付で「福岡コロナ警報」が発令されました。今回の警報は、これまでの感染対策の徹底をはかるものです。これに先立ち、去る令和4年5月23日付で、政府における「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針に基づく対応」が変更されています。本県連では、この二つの文書に示された対応に準じて、活動を行って参ります。

 この政府から出された「基本的対処方針に基づく対応」の活動に関わる部分のみの概要について、別添の通りにご案内するとともに、下記の通り、マスクの着用についてコミッショナーの暫定的指針をお示しします。

これは、近年の高温傾向による熱中症予防のための暫定的な指針であり、日本連盟から活動指針が示された場合は、それにしたがっていただくことになります。 このような趣旨をご理解いただき、感染症防止対策を取りつつ、活発な野外活動が展開されることを期待します。引き続き関係者の皆様のご支援をよろしくお願いします。

なお、「福岡コロナ警報」発令に伴う、マスクの取り扱いの変更はないことを付記します。

セーフ・フロム・ハームセミナー開催のご案内

今年も、セーフ・フロム・ハーム・セミナーを下記の日程で開催することとなりました。このセーフ・フロム・ハーム・セミナーは、アダルト・イン・スカウティング・ワールド・ポリシー(「スカウト運動における成人」世界方針)の柱の一つであるセーフ・フロム・ハームの取組を理解・浸透させるために開設するもので、指導者には毎年受講が推奨されています。

つきましては、各指導者の皆様お一人おひとりの課題に合わせて、受講いただきますようご案内します。

1 開催日時及び受講形式・場所  ※定員各40名ですが、会場規模により変更の可能性があります。

  • 6月18日(土)   13:00〜16:00 対面:実践編(北九州:小倉南生涯学習センター)  
  • 6月18日(土)   18:00〜21:00 オンライン:基本編(Zoomで開催。詳細は後日希望者へ通知。)
  • 6月19日(日)  18:00〜21:00 対面:基礎編(福岡:堅粕公民館)
  • 6月25日(土)  13:00〜16:00 対面:実践編(福岡南:大野城まどかぴあ)  
  • 6月25日(土)  18:00〜21:00 オンライン:実践編(Zoomで開催。詳細は後日希望者へ通知。)
  • 6月26日(日)  18:00〜21:00 対面:実践編(福岡:福岡市立早良市民センター)

    ※新型コロナウイルス感染症の感染状況等により、開催を見送ったり、会場や開催方法が変更になったりする場合があります。あらかじめご了承ください。会場変更の際は、希望者へ連絡します。

2 講師

   福岡県下のコミッショナーが担当します。

3 申込方法

各団に別途文書でお知らせしたURLにアクセスし、必要事項を記載の上送信してください。

申し込みは締め切りました。セミナーに関するお問合せは、各地区のコミッショナーにお願いします。

富士特別野営2022開催について

富士特別野営2022の開催について(ご案内)

 初夏の候、ベンチャー隊の夏の活動に向けて準備を進めているとお察しします。

 さて、今年度も、ベンチャースカウト向けの「富士特別野営」が開催されることになりました。この「富士特別野営」は、スカウト運動の基本である野外活動(野営)を通じて、その重要性を確認し、班制教育を通じての「教わること」「学ぶこと」を再確認し、プログラムとしての試練を乗り越える体験の中から、信頼・絆の大切さと、友情を育み、スカウトスピリッツ(徳性、忍耐力、気力、清貧)を実践するために行われる、ハイアドベンチャーのキャンプです。

 そのため、参加資格(条件)も高く、

  • 富士スカウト章もしくは隼スカウト章を取得していること。
  • 6泊7日の野営生活(移動キャンプを含む)を耐えうる技能・知識・体力を有すること。

となっています。

 これまで山中野営場から那須野営場、高萩スカウトフィールドへと会場を移して実施してきましたが、富士特別野営2022では初めて関東圏を飛び出し、滋賀県琵琶湖周辺にて開催されます。高島トレイルや琵琶湖といった地域特性を活用して、ダイナミックなプログラムが展開されます。

 なお、参加者・スタッフの募集は5月31日で締め切られました。

  【ホームページアドレス】

https://www.scout.or.jp/member/fha2022/

【昨年度の実施情報】

https://www.scout.or.jp/member/scoutingmagazine202205_8_9_10_11/

スカウト活性化へのお願い(県コミッショナーメッセージ)

政府より発出されていた「まん延防止等重点措置」の3月6日の解除から、すでに2ヶ月が経とうとしています。本県独自の制限措置についても、段階的に緩和している途中であることはご承知の通りです。今後も新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組みをしながらの活動が求められています。引き続き、各団におかれましては、安全対策を十分にご配慮いただき、活動されるようお願いしているところです。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の波状的な拡大の中、十分な情報やワクチンなどの対策もなく、普段の活動を止むなく自粛せざるを得ない状況でした。これについてはオンラインなどの活用により、少しでもスカウト活動を進めていただくよう、当時の結城県連盟コミッショナーのもと、ご依頼を申し上げていたところです。
今年度は、国民全体のワクチン接種も進み、新型コロナウイルス感染症対策についても、現在の感染状況を鑑みた上での、具体的な取り組みが進みつつあります。
改めて各地域では感染状況などを注視しつつも、可能な限り、スカウトたちが実際に集い、活動する機会を積極的に工夫したプログラム展開していただくようお願いいたします。スカウティングは「野外を教場とする」ことを忘れず、自然体験活動を通じて、人格を形成していく基礎となる経験を積極的に提供していきましょう。また、このような活動を進めていくうえで、スカウト、保護者の多様な価値観・考え方を尊重することも大切なことです。 現状で人との交流に対して、ストレスを感じるスカウトもいるかもしれません。無理をさせず、新しい日常の中での活動を工夫して展開されてください。
「今までの日常」である必要はありません。「今、できること」を、スカウトたちの自発性に委ねて行っていくことが私たちの活動だと思います。
この2年間の子どもたちの環境は、のびのびと成長するには非常に厳しい状況にあり、今後の子どもたちの心身にも大きな影響をもたらすのではないかとの研究者の声もあります。社会的にも、そのような危惧が広がりつつあり、スカウト運動への期待が高まっています。ぜひ、「わくわく自然体験あそび」「防災キャラバン」「スカウト活動体験会」等を積極的にご活用いただき、各団のスカウトが一人でも増えることを期待しています。
開かれたスカウト活動が、活動の活性化を促します。活動についてのアイディア等は、身近にいらっしゃるコ ミッショナーにお尋ねください。各団の実情に合ったアイディアを提案することでしょう。
Scouting Never Stops このような閉塞的な状況でも、歩みを止めることなく、前へ進んでいきましょう。

ボーイスカウト日本連盟

福岡県コミッショナー 郡島 三曉