福岡県青少年アンビシャス運動について

【社会連携・広報委員会】

 福岡県青少年アンビシャス運動について

 青少年アンビシャス運動とは、
  「豊かな心、幅広い視野、それぞれの志をもつ(アンビシャスな)」たくましい青少年の育成を目指す県民運動です。 アンビシャス広場をはじめ、多くの団体や個人の方に運動に参加しており、県内各地域で様々な取り組みが行われています。
 2000年(平成12年)2月に青少年アンビシャス運動委員会が設置されて以来、来年度には、20周年を迎え大々的なイベントも計画されています。

 本運動では、県内登録団体より提案があった事業について、推進委員会で審査承認された事業に対し福岡県より活動助成金が出ています。我々ボーイスカウト運動を運営するに当たって今般の登録者減少、コロナ下で活動に対して助成金が頂けるのは、非常に有難い事です。

 ※青少年アンビシャス推進運動に登録しているのは、ボーイスカウト福岡県連盟に所属する団、全てではありません。未登録の団については、運動への登録をお願い致します。
https://www.ambitious.pref.fukuoka.jp/party


その中で、今年度事業承認をされた、福岡南地区 福岡第22団の活動をご紹介したいと思います。

事業名「ボランティア活動を通じた先端科学の学びの場つくり」 

<事業内容>
 
 九州大学で取り組まれている新型ウィルスの研究において、蚕を使った抗体研究が進められていて、蚕のエサとなる桑の葉が大量に必要となります。(特別な桑の葉しか蚕のエサにはならないとの事です)

福岡22団では、自団の野営場(糸島市)に約100本の桑の木を植樹、栽培し葉を九州大学に提供する活動をしています。また、育った桑の木より採れる桑の実を使用してジャム作り体験を行う計画です。
今後は、約6000坪に及ぶ団野営場に更に300本を植える計画で、来年8月~9月には桑の実のジャム作りを行う予定です。

また、来年8月には蚕が九州大学から4000匹程度来て蚕が桑の葉を食べて、その後、絹糸を吐いて繭が出来ることろが見えると期待しています。

今回の事業は福岡県、九州大学や糸島市より注目を集めています。
今後の広がりを期待したいと思います。
福岡22団では、本事業を継続実施し団野営場も数年を掛けて整備して行くように計画されています。

また、福岡県連の所属団においては、青少年アンビシャス運動に興味を持たれ事業計画などを提案して頂きたいと考えます。

 福岡県連盟 社会連携・広報委員長 伊東幸緒