三指
さる7月28日に発生した熊本地震からすでに1ヶ月あまりが経過しました。加盟員の皆様の中には、直接被害に遭われた方や、身近な方が被害を受けられた方もいらっしゃると存じます。心からお見舞い申しあげます。
さて、ボーイスカウト日本連盟では、現在、募金を中心とした取り組みが推奨されています。しかし、具体的な被災地への直接のボランティア活動を展開する計画は、まだ立ち上がっていません。これは、スカウト活動そのものが、直接ボランティア活動を示すものではないことにより、運動体としての支援活動を難しくさせていることによります。
しかしながら、「役に立ちたい」「力になりたい」という皆様の気持ちは強く、募金ではなく、直接ボランティアに行きたいというご相談をたくさん受けています。本県連盟としては、同じ九州沖縄ブロックの仲間が被災したこともあり、なにがしか直接の活動ができないものか、検討を重ねているところです。
とはいえ、検討中も、時間は刻々と過ぎ、被災されている方の困り感が強くなっていることは、報道からも感じられ、焦燥感を抱いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
当然ながら、ボーイスカウトとしての運動体では行けないものの、個人の責任において行われるボランティア活動を制止しているわけではありません。ボランティアセンターが開設されて、活動内容が明確で、他県からの受け入れがなされている自治体へのボランティア活動に行かれることは、素晴らしいことだと考えています。活動に行かれる際は、被災地の情報を集められ、被災者の思いに寄り添い、自己完結型の活動をされるようにお願いします。くれぐれも被災地に迷惑がかからないよう、また、2次災害に遭われないよう、安全第一にご留意なさってください。
成人の皆様におかれましては、今後ともスカウトをよりよく導いていただきますようお願いします。
彌榮
2026年9月3日
日本ボーイスカウト福岡県連盟 県コミッショナー 郡島 三曉